女郎花はオミナエシと読む!

こんにちは〜。1週間は早い!すでに金曜日です。
ブログの雰囲気を夏らしくしてみました。少々お花のイメージからは遠ざかっていますが、ブログも涼しい感じで夏を乗り越えたいと思います!
金曜日って忙しくても何でもやはりワクワクしますね。明日から休み!って思うためか、少し気が抜けます(笑)今週は天気があまり良くなくて梅雨に逆戻りって感じでしたが、さすがに雨が降ると暑すぎる気温も少し落ち着きますね。大雨は嫌だけど、これくらいの雨は植物にも良いだろうし、少しでも夏の水不足が解消されると良いです。

女郎花ってオミナエシって読みます

女郎花です。オミナエシって読みます。ちょっと読めないですね。
女郎花は女郎花科で、学名はPatrinia scabiosaefoliaです。Patrinia(パトリニア)は18世紀のフランスの鉱山学者のお名前からだそうですよ。
私の中では女郎花って秋の印象が強いのですが、開花時期は7月上旬から10月中旬までです。ちょうど今の時期の女郎花はキレイな黄色で清楚な感じです。それもそのはずで、みなえしの「おみな」は女の意味があって、「えし」は古語の「へし」で美女を圧倒する美しさから「おみなえし」と名付けられたようです。名付けには色々諸説あり、みたいですが、パッとみると黄色の花ですが、よくよくみると小さいな黄色い花が沢山ついていて、その小さい花が粟に似ているので別名「粟花」ともいわれます。女郎花って言葉が使われるようになったのは平安時代からで、万葉集などにも女郎花は登場しています。ちなみに秋の七草のひとつでもあります。

女郎花って実は、、

この7月中旬くらいの女郎花って鮮やかな黄色でフレッシュな感じでとても美しいです。
が、
暫くして、秋に近づいてくると女郎花らしいというか、「あ〜、女郎花って、これがね〜」っていう状態になります。
それは、臭いです(笑)7月くらいのフレッシュな時期は少々臭うっていえば臭うのですが、特に気にならない程度なのですが、フレッシュさがなくなって、黄色も黄土色っていうか、茶色っぽくなってくるとなんともいえない、臭いがします。なんといいますか、納豆のような、少々不潔な、、、
臭いの感じ方は個人差があるので、これ以上は控えますが(笑)、とにかく変わった臭いです。女郎花が美女を圧倒するほどの美しさ、っていう意味があるとは驚きですが、確かに、今の時期であれば形状も変わっているし、黄色も鮮やかでステキです。まとめてアレンジするととても華やかになります。
先日もお花のお稽古の帰りに花袋にしっかりと入れていたのですが、なんとなく電車の中で臭いがするような、、、多分、私だけしか分からないと思うのですが、なんとなくドキドキしましたよ。
女郎花のニオイは、女郎の化粧のニオイに似ているので女郎花といわれた説もあるようです。やはり昔からニオイの気になる花なのかもしれないですね。
根は漢方として使われ、利尿、解毒、腫れ物などに効果があります。そして、根は乾燥させると醤油が腐ったようなニオイなので敗醤根といいます。因に、この敗醤根のニオイ成分には臭い足のニオイと同じ成分があるそうです。このニオイはねずみなどが嫌うニオイなのでヨーロッパではねずみとりに利用されるようです。
やっぱりね(笑)
ニオイばかり目立ってしまう女郎花ですが、鮮やかな黄色の素敵な花であることは間違いありません!!ぜひ、見かけたら家に飾って、とは香りの好みもあると思いますので、強くは言いませんが、素敵な花であること確認してください(笑)
明日は浅草の花火大会です。晴れて花火大会が盛り上がると良いですね。テレビの前で鑑賞したいと思います!では、良い週末を〜。
リルハナ


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