秋といえば竜胆!リンドウと読みます。
いや〜、今日は涼しいを通り越して寒いです。最近天気予報って当たりますね。昔は雨って言っても降らなかったり、寒くなるといっても寒くなかったり。でも最近は違いますね。冷え込むと言えばしっかりと冷えますね。明日までしっかりと寒くて、また気温が少し上がるらしいですが、どちらにしても油断しないようにしましょう。寒いんだけど、今日みたいな冷蔵庫のような涼しさっていうのか、湿度のない寒さって結構好きなんですが(笑)
りんどうって優しい花なのに漢字で書くと。。
りんどうって殆どの人が知っている馴染みのある花ですね。りんどうって勝手なイメージですが、和風で清楚なイメージですが、漢字で書くと「竜胆」「龍胆」ですよ。かなり力強いですね。
竜胆を「りんどう」というかは、りゅうたんが「りんどう」になった説や、漢字の「龍胆」なのは、竜胆の根が胆汁のように苦いそうで、苦い最上級なの「龍」という字をあてた、とか色々説があるようです。
なんとなく、龍胆とは書いたことがないので、ここでは竜胆でいきます(笑)
竜胆のいろいろ
りんどうは和名で、竜胆科、学名はGentiana scabra var. buergeri です。竜胆は、他
にもササリンドウなどとも言われることがあります。
秋といえば竜胆で、今の時期お花屋さんなどでも見かけますね。以前、「山に生えている花」って言ったら、お花の先生に「さんやそうって言ってくれる?」って言われたのを思い出します(笑)竜胆は山野草の代表とも言える植物で、人里に近い野山や明るい草原などに生えています。薬草としても使われます。見てわかるようにラッパのような筒型で5裂です。竜胆というとこの画像のような紫色が思い浮かびますが、ブルーや白色、ピンク色などもあります。竜胆の花は日を浴びると開いて夜は閉じ、雨や曇りの日は閉じているそうですが、いつも切り花で扱うので開いたり閉じたりしているのは見たことないかも。っていうか、実は夜中や明け方にこっそりやっていたのかもしれないけど。
薬草としても知られている竜胆
竜胆は薬用としても使われているそうです。世界に何百種類もある竜胆の中で薬用に使われるのはトウリンドウ他1種で、根や茎を使います。同じ科にセンブリや西洋生薬のゲンチアナというものがあり、とても苦く苦味健胃薬として胃液や胆汁の分泌促進作用が期待でき、食欲不振や胃酸過多症、腹痛などに使われているそうです。竜胆って種類が色々あって、花屋さんでみかるのは蝦夷竜胆、御山竜胆を園芸品種にしたものです。だから花が何段にもいっぱいついていて、とても華やかな感じもします。御山竜胆って20cm〜60cm程度で低く咲く竜胆で、日本固有種で、本州の中部より北から東北南部に咲いている竜胆です。花の咲き方も先に1段ちょっと花が咲きます。華道で自然な感じで生けるときは、園芸品種化された竜胆がくることが多いので、花はバーッと1段か2段残すだけでとってしまいます。御山竜胆のように仕立てるということですね。家で楽しむ場合には花をそのままにして華やかな竜胆を楽しむと良いですね。
徐々に寒くなってきてそろそろ紅葉も見られる時期ですね。急に寒くなったり気温が上がったりと体調を崩しやすい時期です。頑張っていきましょ〜!また。
リルハナ
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