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5月, 2017の投稿を表示しています

アルケミラってモリス以外にもあるんだな〜、の巻

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こんにちは〜。 は〜。本日は暑い一日でした。そちらはいかがでしょうか。もう夏のようで、飾っている花が一気にダメになってしまいますぅ。熱中症には十分注意して行きましょう(笑) アルケミラって色々あるのだな〜 アルケミラモリスって聞いたことありますか?下の画像はアルケミラモリスではなく、アルケミラロブスタというアルケミラの一種です。 私はアルケミラモリスしか知らなかったです。っていうか、アルケミラモリスが1つの名前だと思ってました。アルケミラという品種に、モリスとかロブスタとか他にもいくつか種類があることを初めて知りました。 アルケミラについて アルケミラはバラ科。やっぱり!可愛いと思った(笑)ヨーロッパ、アジア、アメリカが原産でハーブとして薬効があります。花は小さく2〜3ミリ程度で、特徴的なのは葉です。葉が丸くヒラヒラしていて、細かい毛に覆われているので触るとフワフワしています。色は緑色というか黄緑色で、アレンジなどに使わることが多いです。庭の花壇などに利用するのがアルケミラモリスで、高性なのはロブスタで大型のアルケミラもあるようですよ。アルケミラには種類が多いですが、日本で多くみられるのはアルケミラモリスです。このアルケミラモリスはハーブとしての薬効はないようです。 アルケミラの語源は、アラビア語の錬金術に由来しており、ハーブとしても使われていたため、ハーブが不思議な魔力があることをあらわしていて、アルケミラにはハーブとしての薬用効果や、象徴的な葉に溜まる露で流産を防ぐなどとして利用されていたようです。 アルケミラを初めて知ったのは、フラワーアレンジメントを習っている時にアルケミラモリスを使った時に、先生が「アルケミラモリスは別名レディースマントルとも言われています。レディースマントルは聖母マリアのマントいう意味で、アルケミラモリスの葉が修道院の尼さん(nun)の白い襟のところに似ているからです」という話があって、それがとても印象的で今もアルケミラモリスを見るとそれを思い出します。 先週、このアルケミラをアレンジメントに使ったので、生徒さんにこのレディースマントルの話をしようと意気込んでいたのですが、結局、レディースマントルって言っていたつもりがマントルピースって言ってました(笑)生徒さんも適当に聞いていたと思う...

ソリダスターってミルキーウェイみたい、の巻

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まだ5月も半ば過ぎというのに、すでに真夏みたいな暑い日が続いております。 熱中症などがあるので暑すぎるのは困りますが、できれば1年中ビーサンで出歩きたいと思っているので(笑)、薄着で出歩けるのは嬉しいのですが、まだ5月と思うと環境的にどうなんだろう、と考えてしまいます。 きっと、植物も今までは南国でしかみられなかった植物が徐々に北上してるだろうし、色々と変わってきますね、植物の世界も。 ソリダスターって知ってますか? ソリダスターです。この画像でみると少し大きく見えてしまいますが、実際はかすみ草のような小さな黄色い花が沢山ついています。ソリダスターはキク科で、学名はsolidasterです。つぼみの状態だと黄色が薄い感じで黄緑色みたいな感じで、少々華がないというか(笑)その雰囲気からソリダコにとても似ていると思います。ソリダコはご存知セイタカアワダチソウと同属です。「ソリダスター」と言っているつもりでも、ソリダコ、と言っていることが多いほど似ていると思います。調べてみると、ソリダコに似ている理由がありました。ソリダスターは、ソリダコのソリダコ属とアスター属の交配の品種で20世紀の初めにフランスで作られたそうです。名称のソリダスターも、ソリダコとアスターを合わせたものです。 なるほど〜。 ソリダスターの花は可愛いのだ 蕾だと今ひとつ(笑)なんですが、ソリダスターの花は開くと星形のようで小さくてとても可愛いのです。今までもお花で使ったことがあったのかもしれないけど、先日、近くで見ることがあり、可愛いさに初めて気がつきました(笑) ソリダスターをそのまま花瓶に入れて飾っても良いのかもしれないけど、おすすめは、できるだけソリダスターの開いた花の部分を束にしたような飾り方だと思います。ソリダスターだけでも可愛いけど、花を星に見立てて、ミルキーウェイのような感じで他の花の間に流れるように入れたり、バラでもトルコキキョウでも間に黄色い花の部分をまとめていれると可愛いと思います。思わず「可愛い〜」って声が出ると思いますよ。 暑い日はそろそろ一段落のようです。これで落ち着くと梅雨ですかね。紫陽花もそろそろ出回ってきましたね。寒暖差が激しいので体調を崩しやすいですが、今週も頑張って行きましょう! リルハナ

ベコニアにも可愛いのがある、の巻

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こんにちは〜。 春の新緑が美しいわ〜、と思っていると、気候はなんとなく梅雨っぽくなってきました。沖縄あたりではすでに梅雨入りしているそうですね。梅雨におなじみの紫陽花もそろそろ出回ってきています。今までに見たこともないような紫陽花を見ました。小さく咲くような紫陽花で窓際などにちょっと飾るのに良いくらいの大きさでした。 母の日のプレゼント用なのでしょうかね。まあ、あれはあれで可愛いな〜、と思いました。色もペイルブルーやベイルピンクで可愛かったです。問題は、値段が高いということだけです(笑) ベゴニアの思い出 花を見ると思わず思い出してしまう思い出、なんてありますか? 私の思い出の花はベゴニアなのです。思い出というか、ベゴニアを見ると一瞬でその時にタイムスリップするという感じです。それは。。。 小学校3年生くらいだったと思うのですが、1週間に1度だったかクラブの時間みたいのがあって、手芸や落語など好きな項目を選んで活動をするのです。特に女子に人気だったのは手芸クラブでした。私も手をあげたものの、ジャンケンか何かで外れてしまって他のクラブを選ぶことになり、何にしようか迷って人気のない「園芸」があったのです。 子供のころから少々思い込みが激しくて(笑)、園芸を演芸と間違えてしまい、体育館の舞台で演技とかするのかな、とドキドキしながら園芸を選びました。 クラブの時間の当日、かなりドキドキしていると、「園芸クラブはピロティへ」という放送があり、心の中では「あれ?体育館では?」と思ったのですが、ピロティへ行くとシャベルを持たされて、ベゴニアを花壇に植えた、という(笑) そこで初めて気付いて(笑)、ベゴニアを見るとその時の恥ずかしい気持ちと、ベゴニアって変な花っ!って思った気持ちが甦ってくるのです。 ベゴニアタブレットは可愛い 先日ホームセンターでベゴニアを見つけました。ちょうどこの時期に植えるのか沢山店頭に並んでいました。 「ベゴニアか〜」と思いながら、見ているとなんと可愛いベゴニアを発見しました。 この画像のベゴニアは、ベゴニアタブレットという品種です。八重咲きのベゴニアでとても可愛いのです。色も白やピンク、赤もあり、ポットでみるとピンとこないのですが(笑)、この画像のように鉢に寄せ植えしてあって、ピンクや赤、白のグラデ...

タイツリソウってハート型で可愛いのだ!

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こんにちは!長い長いゴールデンウィークが過ぎて2日経っていますが、通常の生活に戻っていますか?(笑)ゴールデンウィーク中に東京駅に行ったのですが、すごい人というのはいつものことですが、色々なショップが東京駅構内にもオープンしているので、各ショップでお土産戦争が勃発していました(笑) いや〜、すごいですね。あの熱気は。帰省で東京駅でお土産を買おうと思うなら、おすすめはネットなどで調べて予め買うお土産を1つか2つ決めておくと良いのではないかと思います。以前はお店も思ったほど多くないので選ぶのも楽しかったと思うのですが、今は、すごい店舗数のお店がオープンしているので、時間があれば迷いながら選ぶのも楽しいですが、あの状況では中々な大変ですね。 でも、東京駅構内にもショップが数多くオープンしているので、構内も楽しめるようになって嬉しいですね、東京駅を使うものとしては(笑) タイツリソウって知ってますか? タイツリソウって知っていますか?私は初めて手にしました。 タイツリソウはケシ科、別名はケマンソウとも言います。地域にもよると思いますが、春から初夏にかけて花が咲きます。葉は牡丹の葉のような形状で花が独特の形をしていて、1つずつ釣下ったようで下から順番に咲いていきます。この画像の花は2つしか付いていないのですが、もっと花が付いて1列に十数輪並んでいるのが特徴的でユーモラスです。この釣下っている花の感じが鯛がぶら下がっているように見えるため鯛釣り草と言われており、bleeding heartという血の垂れる心臓とも言われることがあります。 山野草のタイツリソウ 原産地は中国東北部から朝鮮半島で、毎年花を咲かせる山野草で日本には室町時代に渡来しています。ん〜。タイツリソウの形状から室町時代から栽培されているのも納得できる和風なイメージの山野草です。 楽しみ方 タイツリソウの楽しみ方は、花が満開に咲いたら下から枯れていくわけですが、花茎からカットして切り花として小さい花瓶などにさして楽しむと良いです。咲いているとこをカットするのは忍びないと思ってしまいますが、栄養がとられてしまうので、そこは思いきってカットしてしまった方が可愛い花を楽しむことができます。 タイツリソウを花屋さんで見ることは中々少ないとは思いますが、もしどこかで見か...

モルセラは個性派!それが魅力!

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こんにちは〜。 ゴールデンウィークの真ん中!とラジオでは言ってました。昨日は急に大雨が降って大変な日となりましたが、本日は気持ちよく晴れていて室内で仕事などしている場合ではない!という感じです。 モルセラは貝殻サルビア モルセラって知ってますか?この画像では少し黄色がかった緑色していますが、もう少しキレイな黄緑色で、スッとした細長い形状をしています。 モルセラはシソ科。学名はMoluccella laevisです。原産はシリアで、地中海沿岸や西アジアなどに分布している植物で、日本には昭和初期に来ました。全身がグリーンですが、花も咲きます。モルセラはガクがくるっと丸まっていて、パッとみた感じはこの淡いくるっと盃のような形状の部分が花びらと思ってしまいますが、花はそのガクの中に白っぽい淡いピンク色のような小さな花があります。小さな白い花を淡黄緑色のガクで覆っています。 モルセラはこの花のようなガクが沢山ついていて、これが特徴的で形状がとても面白い植物です。別名を貝殻サルビアというのですが、このガクが貝殻ということです。切り花としても結構長くもつのですが、ドライでも楽しめるのでかなり長く楽しめる花です。 モルセラを生けていると香りがします。顔を近づけないと香らない程度の淡い香りなのですが、なんと表現して良いかわからない香りなのです。 この香りは好きか嫌いかと言われると、微妙(笑)とわたしは感じるのですが、ミントのような清涼感のある香りということです。ん〜。ミントか〜。確かに、ミントのような香りかも。一般的な花の甘い香りではなく個性的な香りなのです。ミントの香りと言えば、急に好きな香りに感じます。でも、やっぱり、嫌いではないけどわたしには微妙な香りですね(笑) 少しだけ曲げることができるモルセラ まっすぐなモルセラを少し手で曲げることもできます。ゆるいカーブをつけることができるのですが、水がしっかりとあがっていると折れる可能性がありますが、そこまで水があがっていない場合は、優しく手で触ると形状を少し変えることができます。整えるという感じでしょうか。とにかく個性的な植物です。花屋さんで買えるのかな。わたしは本当はそんなに形状が好きな花ではなかったのですが、今回花を生ける機会があり、触っていたら愛着が湧いたというか、興味が湧いたというか...