好きです、利休草。2019年もよろしくお願いします!

こんにちは~!お元気ですか?
気が付くと本日から2019年2月1日です。すでに2019年に入って1ヵ月が過ぎてしまいました。そして、今年第一回目のブログの更新とします。。。私は元気なのですが、なぜか1月は初旬からバタバタしておりました。
遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願い致します!今年もマイペースで更新をしていきたいと思います。

利休草はツル性で可愛い山野草です

 本日は利休草です。この画像では少々見つけにくのですが、白いラナンキュラスの間から、クルクルとした細い茎が見えると思うのですが、それが利休草です。豆のようなクルクルした先端も特徴があるのですが、葉も綺麗なグリーンで、私は好きな植物です。葉のみの画像は下の画像になります。下の画像はラナンキュラスの葉のように見えますが、キレイな黄緑色の葉が利休草で、左下の濃い緑色の葉がラナンの葉です。少々わかり難いですね(笑)
利休草はリキュウソウと言って、ビャクブ科で中国が原産の植物です。
ツル性の多年草で、夏になると小さな花を咲かせるようです。私はこの葉の状態で見かけるので、まだ花は見た事がないのですが、小さな花が咲くというのはなんとなく想像できる山野草です。
日本に渡来してきたのは江戸時代で、葉の姿から茶花として使われ、切り花としても持ちが良いです。根にはアルカロイドが含まれているので、中国では駆虫剤に使われることもあるよそうです。
また、家に置いておくと悪気を退けるという効果も期待できるそうな。
今回はアレンジメントで使ったのですが、もう大活躍(笑)グラスのアレンジメントで使ったのですが、利休草を入れるだけで柔らかい雰囲気が出るというのか、洋風にもあうけど、和風にもあるのでアイビーと同じくらい良い仕事をします(笑)
メインの花材というよりは脇役っぽい雰囲気の植物で、ツル性ということもあり細くてひょろひょろしていますが、存在感がある脇役、演技派の脇役とでもいうのでしょうかね。利休草が入るだけで感じが良くなります。ぜひグリーンで迷ったら利休草を使うことをおすすめします(笑)花がなくても利休草1本でも素敵に飾ることができると思います。

利休草の苦い思い出

良いことばかりの利休草ですが、実は過去に苦い経験がありまして(笑)利休草が悪いわけではないのですが、利休草を見るとあの時を思い出すという感じでして。
何年か前に、お花の展覧会に初めて参加した時のことです。花材は用意されていてそれを渡された絵のように生ける、というものでした。初めてのことで心ここにあらず、みたいな感じだったと思うのと、確認しなかったことなどから、根をカットしてしはいけなかったのに、あるツル性の植物を根からカットして生けてしまいました。その日はとりあえず何も気にせず帰ったのですが、お花の展覧会初日に見に行くと、夕べカットした植物ではなく、違うツル性の植物が生けてありました。それはそれで素敵なので良いのですが、何かあったか分からなかったのです。しばらくすると担当の先生が私を見つけて「昨日の植物は枯れてしまったので、代わりに利休草を入れました」と教えてくれました。
その時、せっかく用意してくれた植物を枯らしてしまって申し訳ない気持ちと、利休草という植物を初めて知った時でした。展覧会を見に来る人達はわからない事で、利休草に代わったとしても素敵な作品なので作品自体に特に問題はないのですが、私にとっては利休草というと、あの光景を思い出す植物となってしまいました。
まあ、それで覚えてことも多いのですがね。
2019年に一発目のブログでいきなり苦い思い出、というのもどうかと思いますが、今年も頑張って更新していくので、どうぞよろしくお付き合いくださ~い!
2月のイベントというとバレンタインですね~。素敵な週末をお過ごしください!
では、また~
リルハナ




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