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吉野桜はソメイヨシノ!?

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関東地方は雪の週明けとなりました。驚きですね〜。とても寒く冬に逆戻りという感じです。夕方には夕陽がでるほど天候は回復しました。どうやら明日は天気は良いようです。 この時期は服が困ってしまいますね。寒いからコートは着てしまいますが、寒くても真冬の服ではやはりちょっと違うような感じがするし、中々難しいですね。また、風邪ひかない程度に暖かい格好が良いですね。無理せずに、ですかね。 吉野桜 吉野桜です。 吉野桜は吉野山に咲く山桜を吉野桜と言います。吉野桜はバラ科です。別名がソメイヨシノです。調べてみるとソメイヨシノが有名のようで、殆どソメイヨシノについて書かれています。ソメイヨシノという名称は、江戸の染井村で育成された桜を、奈良県の吉野の山の桜が有名なので、それに因んで吉野桜として販売されたそうです。そして上野公園の桜調査により吉野山の山桜とは異なる桜であることがわかり、吉野山の山桜と混同しないように染井村の桜ということで染井吉野(ソメイヨシノ)と命名したそうです。 ソメイヨシノはエドヒガン(江戸彼岸)とオオシマザクラ(大島桜)の交配種で比較的新しい桜なのです。 吉野桜とソメイヨシノは別物? 吉野桜を調べると「別名ソメイヨシノ」と記載されていることが多いです。でも、名前の由来などから別物なのですね。 ソメイヨシノは葉よりも先にピンク色の花が先に咲くのは江戸彼岸から、花つきの良いのは大島桜から受け付いた桜です。江戸でも吉野山の桜が見られるということで吉野桜として売り出したということですね。吉野桜は吉野の山に咲く山桜なのです。なるほど、なるほど、やっぱり異なるものですね。でも、江戸のころには、気軽に奈良の吉野山に桜を観に行くことは難しかったと思うので、これはソメイヨシノを見て吉野山の桜としたのは今考えると良いことなのかもしれませんね。今では簡単に奈良に行くことはできるけども。 そう考えると、桜にも色々歴史があって、人々を喜ばせてきたと思うとなんだかグッときます。 全国で多いのはソメイヨシノ 桜の時期に全国で多くみられるのはソメイヨシノです。ソメイヨシノは桜として見栄えが良いだけはなく、成長が早く約10年もすると立派な桜の樹となります。葉が出る前にピンク色の花が咲くので見栄えすることもあり人気の桜なのです。日本の風景にはソ...

八重桜はやっぱりバラ科!

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こんにちは〜。 3連休も終わり雨模様の週のスタートとなりました。雨だし寒いしで少々やる気がでない3連休明けでしょうか。まあ、そんな日は仕事に集中できて良いかな(笑) 八重桜はバラ科 チラホラ桜が咲き始めたニュースを聞くようになり、やはり春が近いという感じですね。桜にも色々な種類がありますが、まだ寒い日が続く中で咲き始めるのはか河津桜でしょうか。河津桜もピンク色が濃くてとても可愛い桜ですね。見たことはないのですが、寒緋桜という桜があり、それは暖かい地域だと1月くらいから咲くようです。桜のイメージ淡いピンク色というよりも濃い赤ピンク色というのでしょうか、かなり濃い色の桜ですね。沖縄あたりの暖かい地域はこの桜が多く咲くそうです。沖縄のような暖かい地域ではソメイヨシノなどは育成が難しいそうです。そうですよね、日本は南北に長い訳だから、それぞれの気候に合った桜は咲きますよね。今回の八重桜は、殆どの桜が咲いて「もう桜も終わりだね〜」という時期に咲く桜です。本来であれば4月から5月くらいに咲くのですが、今回はちょっと手に入る機会に恵まれました。 八重桜はバラ科で学名はPrunus Iannesianaです。Prunusはラテン語のPlumすももが語源だそうです。八重桜は咲くとこんもり手鞠のように丸くなるのが特徴的で、ピンク色が濃く鮮やかなグリーンの葉と一緒に咲くので色調がなんとも可愛らしく素敵な桜だと思います。バラ科というのはフリフリとした花ビラの花が多く、可愛いと思う花はバラ科が多い気がしています。これはバラ科好きの私の思ったことですが(笑) 桜湯は八重桜の花びら 結婚式などおめでたい時に出されるのは桜湯です。この桜湯は塩の味とほんのり桜の香りがするような飲み物ですが、塩漬けした桜にお湯を注いで作る桜湯の桜はこの八重桜だそうです。どうりでピンクが可愛いはずだ!(笑)おめでたい席にお茶ではなく桜湯を飲むのは、お茶は濁すという意味があるので、桜湯が使われるそうです。ピンク色で華やかだから桜湯を使うのかと思ってました。やはり色々理由があるのですね〜。初めて桜湯を飲んだのは親戚のお姉さんの結婚式の控え室でした。お花が浮いているキレイな飲み物で子供だったせいもありますが、とても感動したことを覚えています。その時、桜の花が浮かんだお茶だと思っていて、その時の桜...

キンバコデマリって色々複雑な感じ、の巻

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どのような週末を送りましたか?私は出かけたのですが、特に日曜日は風邪だとは思うのですが、くしゃみが止まらず、マスクが手放せなかったです。これは花粉のせいでしょうかね。念のためメガネもかけていたのですが、花粉症用ではないので気休め程度です。 以前にアレルギーの検査でスギ花粉というかがイネ科のアレルギーが強いと言われて、確かにイネ科の植物があると少々むずむずする程度だったのですが、今年はどうしたのでしょうか(笑)まあ、花粉症の季節なのでまさしく花粉症という症状なのですが、気持ち的には風邪をひいた気分でいます(笑) キンバコデマリについて キンバコデマリは、華道でこの初春の時期に良く登場します。金葉こでまりと書くこともあり、鮮やかな黄緑色がとても爽やかでステキな樹木です。 今回キンバコデマリについてネットなどで調べてみると、キンバコデマリということでは中々調べることができず、アメリカテマリシモツケという名称では色々書かれています。 アメリカテマリシモツケはバラ科テマリシモツケ属で、原産はアメリカ合衆国です。 へ〜、アメリカテマリシモツケね〜、っているくらい印象が違う名称です。で、さらに園芸品種ではルテウスというらしいです。 コデマリの黄緑色の葉がキンバコデマリ? 迷ってきました。色々調べて行くと中にはキンバコデマリはアメリカテマリシモツケではない、としている場合も出てきました。また、コデマリの黄緑色の葉の状態がキンバコデマリというしている場合もあります。もしキンバコデマリが黄緑色の葉の状態のコデマリ、ということであるとコデマリの原産は中国なのでアメリカは全く関係なくなってしまうのです。植物の本などを見てもキンバコデマリという名称で探すことができず、コデマリについては書いている本も多いのです。 いったいキンバコデマリって、何?(笑)って感じです。 でも、でも、キンバコデマリやキバコデマリとしてネットの花屋さんでは販売しています。何なんだろうか。ん〜、このキンバコデマリはもう少し調べようと思います。こんなに色々な説がある木もないものです。不思議な木です。 爽やかキンバコデマリ とりあえず、キンバコデマリ(笑)。キンバコデマリはこの春の芽だしのころに出回る木で、花屋さんでも購入することができます。水上げが良く、お稽古...

実はキレイな蕗の薹、の巻

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こんにちは!こちらは雨の月曜日です。皆様はいかがお過ごしですか? この時期は雪が降ることも少なくないので雨が降るとまだまだ冷えますが、真冬の寒さほどではないのかな、と感じた日でした。 蕗の薹の時期 本日は蕗の薹です。 蕗の薹(ふきのとう)というと初春に天ぷらで食べるイメージが一番ありますね。 蕗の薹はキク科で学名をPetasites Japonicusと言い、Petasitesはギリシャ語の「つばの広い帽子」というのが語源だそうです。確かに、そうかも。この画像の蕗の薹は花芽のことで、開花は2月から3月末くらいで、もっと咲いてくると黄色い花が咲きます。 蕗の薹は天ぷらにして食べることがメインのイメージがありますが、この画像くらい成長すると食べるには少し成長し過ぎで、も少し成長していない花が咲く前の地面が出たばかりの状態が食べごろです。筍も同じだけど、蕗の薹って今年初!っていう時は、「初物〜」とか言って喜んで食べるのですが、旬を迎えるころには至ところで成長するので、食べるために早々に摘むところが多くなり、各方面からお裾分けと言っていただけます。そうですね、続くんですよね、蕗の薹の天ぷらが(笑)天ぷらの他の料理はないものですかね〜。贅沢な悩みだといつも思うのですが、蕗の薹の天ぷらはエビとか他の天ぷらの中に1つあることで価値が高まる気がします(笑) 成長すると蕗になる 蕗の薹はこのまま土地に放置すると蕗になります。花が咲いて地下茎を通じて繋がっている葉が成長して蕗になるそうです。葉の茎の部分がいわゆる蕗として食べる部分になりますが、市販されているのは秋田蕗が多いそうです。我が家では蕗はもちろん買いません。そうです、勝手に生えているのですよ。時期がくるとまた蕗三昧です(笑) 蕗の薹を飾ってみる 蕗の薹が画像のように成長すると食用にはならないのですが、なんと、今年は母が玄関に華道のお稽古で使って残しておいた赤芽柳と一緒に蕗の薹を飾っていました。これがとてもキレイなのです。蕗の薹ってキレイな明るいグリーンで飾ってもステキなんだと初めて気がつきました。スーパーで食用として販売している蕗の薹を飾るということは難しいものがありますが、もしお裾分けでいただいて、食べるのにも飽きたら(笑)ちょっと小さめの瓶などに飾るのも良いものですね。蕗の薹は食べ...